梅毒とは?男性女性別の症状や感染経路、治療・検査方法など気になるアレコレを解説!

梅毒は、初期なら完治できますが、末期症状まで悪化すると生命にかかわる病気だとご存じでしょうか。

近年、梅毒患者は急激に増加し、無症状で感染している場合や、症状に気づいたときにはステージが上がってしまっている場合も少なくありません。

この記事では梅毒の初期症状や検査・治療について詳しく解説するので、早めに治療を開始できるよう参考にしておいてください。

梅毒とは

梅毒とは、2022年に患者数が1万人を超えた性感染症です。性病のもととなる「梅毒トレポネーマ」がキスや性行為によって粘膜に感染し、梅毒を発症します。また、妊娠中に梅毒へ感染すると出産時に母子感染となって赤ちゃんへ感染してしまうこともあるのです。

梅毒は、第1期から第4期にわけて3週間・3ヶ月・3年・10年以上と様々な症状を繰り返しながら悪化に向かいます。そのため早い段階で治療しなければ、脳や心臓にまで大きなダメージを与えてしまう恐ろしい性病だと言えます。

参考:新宿駅前クリニック|梅毒

梅毒の感染確率は30%!
男女ともに増加傾向にある

画像引用元:厚生労働省

梅毒への感染は、男性では20代から50代と幅広い年齢層で患者が発生していますが、女性は特に20代の者数が突出しています。

性交渉による感染率は30%と非常に高く、自覚症状のない人でも梅毒に感染していればパートナーに感染させてしまう可能性があるのです。そのため近年では、梅毒は誰でも感染する可能性をもつ性病となっています。

梅毒の原因・感染経路
汗・タオルの共有など日常生活でうつる?

梅毒の感染経路で、最も多いのは性交渉ですが、稀に母子感染や食器の共有、輸血などで感染が見つかる場合もあります。

皮膚や粘膜から感染する梅毒は、アナルセックスやオーラルセックスなど性交渉だけでなく、キスも感染するリスクがあるのです。

母体が梅毒に感染していると胎児に感染し、死産や早産、奇形など先天梅毒の危険性があります。しかし妊婦検診を受けていればリスクを避けられるため、妊娠しているならしっかり予防しなければなりません。

稀なケースとして、家族で食器を共有したり、病気や怪我で輸血を受けたりしたタイミングで感染してしまうこともあります。

参考:吉祥寺まいにちクリニック|梅毒

日常生活でうつることはない

日常生活で梅毒に感染することは、ほとんどないと言えます。

梅毒への感染は「梅毒トレポネーマ」という細菌が原因で、粘膜や体液のなかで存在していますが、熱や乾燥に弱い細菌です。

そのため、タオルや食器などに「梅毒トレポネーマ」が付着しても、粘膜などから離れてしまった細菌は外気に触れて生存が難しくなるため、食器などを共有しても梅毒に感染する可能性は低くなるのです。

参考:新宿駅前クリニック|梅毒 原因

梅毒の初期症状は
痛みのないしこりやできもの

梅毒の怖いところは、症状が出ても一定期間が経過すると消滅し、症状の出現を繰り返しながら体内で病変が悪化していくところです。

3週間、3ヶ月、3年と順に梅毒の症状は進行し、感染から10年以上経過すると神経症状などにより日常生活が送れなくなったり、死に至ったりします。

少しの症状も見逃さないように、梅毒の症状が当てはまっていないか今いちど注意して確認しておいてください。

梅毒感染・潜伏期間

梅毒の潜伏期間は男女ともに約3週間で、その間は無症状で過ごしている傾向があります。

しかし、症状の出現には個人差があり、早いひとは1週間ほどで発症します。一方で、症状が現れないまま90日ほど経過して発症するケースもあるのです。

症状が出現してから梅毒に感染していることに気づくことがほとんどで、気づいたときには第2期や3期に移行していたというケースもあります。

参考:GOETHE MEN’Sクリニック|梅毒の潜伏期間|最長でどれくらい?潜伏中もうつることはある?

梅毒の症状:第1期

梅毒の潜伏期間後、症状が現れる時期を第1期といい、感染から約3週間から3ヶ月後が目安となります。

第1期では、性器などの感染している所に「初期硬結」といわれる硬いしこりができますが、大きな違和感はありません。また、初期硬結の部分を中心に腫瘍が現れ「硬性下疳(こうせいげかん)」を発症します。

男女ともに性器やその周辺の皮膚、口唇に硬いしこりが現れますが、肛門や膣内など確認しにくい位置に症状が現れ、見逃してしまうことも少なくありません。

参考:あおぞらクリニック|梅毒の症状について

梅毒の症状:第2期

梅毒の感染による第1期の症状が消滅すると、第2期へ移行し3ヶ月から3年程度の間に倦怠感や関節通、リンパ節の腫れなど風邪に似た症状が現れます。

  • 梅毒性バラ疹:体幹を中心に1~3cmほどのアザが顔や身体に発生
  • 丘疹性梅毒:赤茶色で1cm程度の発疹
  • 扁平コンジローマ:表面がザラザラした扁平状のイボ
  • 梅毒性乾癬:手のひらや足の裏に1cmほどの赤茶色をした発疹が出現し、フケのように皮膚が剥がれる
  • 膿疱性梅毒:体幹を中心として、顔や身体に膿を含んだイボ

これらの症状は、時間の経過とともに消滅してしまうため、治療をせず放置していると第3期へと移行してしまいます。

参考:池袋消化器内科・泌尿器科クリニック|梅毒

梅毒の症状:第3期

第2期の症状が消滅し、数年経過すると第三期の症状が現れ、皮膚だけでなく内臓にも発生します。

ゴム腫と呼ばれる柔らかい腫瘍は身体中に散らばって出現し、周辺の組織を破壊していきます。このとき、ゴム腫の表面が破れると潰瘍となってしまうのです。

ゴム腫は鼻にできやすく骨や皮膚組織を破壊するため、医療技術が発達していなかった江戸時代には「梅毒になると鼻が落ちる」と言われていたと考えられています。

参考:天神マイケアクリニック|梅毒の検査・治療

梅毒の症状:第4期

梅毒の感染から10年以上経過すると臓器にも腫瘍が現れていき、神経症状や死亡リスクが高まります。

神経に影響を及ぼす「神経梅毒」は歩行や排尿困難を引き起こし、日常生活は非常に困難となるのです。

血管や脳、脊髄に障害を受けると、大動脈炎や大動脈瘤、麻痺性の痴呆や脊髄癆を発症し、死に至る可能性があります。

参考:新宿駅前クリニック|梅毒

潜伏梅毒

梅毒の検査をおこない、活動性梅毒により治療が必要とされた場合は「潜伏梅毒」と呼ばれています。

既往症や性感感染症の採血で見つかるケースが多く、梅毒の自覚症状が現れる前の段階です。

梅毒への感染が認められても、しっかり治療すれば完治するので、恐れず治療を受けましょう。

参考:おき泌尿器科クリニック|梅毒について

神経梅毒

梅毒の末期症状ともいえる「神経梅毒」には、2つの大きな症状があります。

  1. 進行性麻痺:脳が冒され、頭痛や痴呆、発音の異常などを引き起こす「精神神経障害」
  2. 脊髄癆:脊髄の症状が悪化し、感覚障害や歩行障害、排尿障害など「中枢神経系統の慢性疾患」

末期の神経梅毒とは区別されていますが、第2期にも発症する可能性があり「早期神経梅毒」と呼ばれています。

参考:あおぞらクリニック|梅毒の末期症状

梅毒は自覚症状がないことも多い

自覚症状のない梅毒感染者は非常に多く、感染に気づかないまま過ごし、症状が出てから梅毒の感染に気づくケースも少なくありません。

感染部位に小さなしこりができても、一定期間で自然治癒してしまうため、症状を見逃してしまっているのです。

オーラルセックスで喉に感染したり、アナルセックスで直腸に感染したり、性器以外の感染については特に自覚症状が現れにくくなっています。

参考:がん・感染症センター都立駒込病院|【STOP梅毒】症状がなくても「梅毒」・・・の真実

放置するとどうなる?

梅毒は静かに症状が悪化していき、放置すると脳梗塞や神経障害を引き起こし、いずれは死に至る感染症です。

第2期の症状で気づき検査や治療を受ける人が多く、近年では第3期や4期まで進行するケースは稀となっています。

早期の治療を逃してしまい第4期まで移行すると、心臓血管や中枢神経が攻撃されて大動脈破裂を引き起こしたケースもあるのです。

参考:銀座まいにちクリニック|梅毒

梅毒の検査方法は
医師の診察と血液検査

梅毒は血液検査と医師の診察で、感染結果を知ることができます。

血液検査には2種類あり、感染機会からの経過時間によって検査方法が異なります

  1. PRP抗体定量検査:感染機会から4週間経過後に検査可能。梅毒の活動性を確認。
  2. TP抗体検査:感染機会から6週間経過後に検査可能。過去の感染も含めて確認。

TP抗体検査では、過去に梅毒へ感染した経験があると陽性反応となるため、医師には必ず既往歴を伝えておきましょう。

参考:天神マイケアクリニック|梅毒の検査・治療

検査のタイミングは
感染から4〜6週間まつ必要がある

梅毒感染の多くは性行為ですが、感染機会から4~6週間を経過してから検査ができるようになります。

陽性反応が出ない「ウインドウピリオド」の期間は、血液検査をしても陰性となってしまうのです。

性行為後にパートナーから梅毒の感染疑いを知らされた場合でも、慌てず感染機会から4週間を経過してから検査するようにしましょう。

参考:あおぞらクリニック|梅毒の検査と治療について

\梅毒検査がオンラインでできる/
クリニックフォアを詳しくみる

梅毒の治療方法は
抗菌薬の内服治療が有効的

梅毒の治療には、抗生物質のペニシリン投与が有効で、2つの方法があります。

  1. ペニシリンの内服投与
  2. ステルイズ筋肉注射

長期の内服が負担となる場合は、ステルイズ筋肉注射なら1回の注射だけなので、治療離脱を避けられるのです。

なお、ペニシリンアレルギーやペニシリンの内服で効果が得られないときは、抗生物質のミノサイクリンを服用します。

梅毒の治療期間は2~12週間ほど

梅毒の治療期間は、期であればあるほど短期間で簡単に完治を目指せます。

  • 1期:内服薬で2~4週間
  • 2期:内服薬で4~8週間
  • 3期以降:早期神経梅毒に対しては、内服治療で4~8週間
  • 3期以降:後期神経梅毒に対しては、ベンジルペニシリンカリウム注射で8~12週間

内服薬や注射による治療が終わっても、定期的に検査をおこない完治の確認が必要です。治療終了から約6ヶ月が経過するまでには、完治による検査終了の診断をもらえます。

参考:クリニックフォア|梅毒は完治する?完治までの期間・判定方法・注意点などを解説!

梅毒は完治しない可能性がある?

梅毒は、第2期までならペニシリンを用いた治療で完治します。

抗菌薬の効かない耐性をもつ細菌は多くありますが、梅毒はペニシリン系の抗菌薬に耐性を持っていないため、初期に治療を開始すれ完治できるのです。

例外的に治りにくい人はいますが、抗菌薬を最後まで服用し、服用から6ヶ月から1年間で梅毒感染が判明しなければ完治したと言えます。

参考:あおぞらクリニック|梅毒は治るのか

梅毒が治りにくい場合は原因がある

梅毒が治りにくい原因

・再感染している
・神経梅毒に移行している
・HIVにも感染している

再感染している

梅毒のやっかいなところは、何度でも再感染してしまうところです。

長期の治療が終わっても、再感染していると血液検査により梅毒感染が発覚し、また1から治療が必要となります。

パートナーも同時に梅毒検査や治療をおこなっていなければ、ピンポン感染を続けてしまっているというケースもあるのです。

参考:クリニックフォア|梅毒は完治する?完治までの期間・判定方法・注意点などを解説

神経梅毒に移行している

末期だけでなく、神経梅毒により中枢神経系に影響が出る場合があり、その場合は治療効果が出が現れずPRP数値が下がりません

脳脊髄液を調べ、神経梅毒が疑われたら内服治療から点滴投与に変更する必要があるのです。

視神経炎や神経網膜炎、内耳梅毒と診断された場合も、神経梅毒として点滴治療を開始する必要があります。

参考:あおぞらクリニック|梅毒は治るのか

HIVにも感染している

梅毒とHIVは、お互いに感染リスクが高くなります

HIVに感染していると、せっかく梅毒の治療をしていても、再感染したり治療効果が現れにくくなったりするのです。

梅毒の検査や治療をするときは、HIVに対する同時検査をおすすめします。

参考:いだてんクリニック|今こそHIV/梅毒の検査をしよう
参考:池袋消化器内科・泌尿器科クリニック|梅毒

梅毒の予防するには
コンドームを使うことが大切

梅毒は性行為による感染が多くを占めるため、予防にはコンドームを使用することが大切です。

感染を予防するためのワクチンは、梅毒にはありません。

梅毒は抗体ができず、何度でも感染するため、感染予防をするしか自分を守る道はないのです。

性行為時はコンドームを付ける

性行為のときには、コンドームを正しく使用しましょう。

梅毒は、性行為による皮膚や粘膜の接触で感染します。

コンドームを使用し、粘膜が接触しないようにすれば、感染予防につながるのです。

参考:新宿駅前クリニック|梅毒

オーラルセックスにも気をつける

梅毒の感染リスクがある性行為には、オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)も含まれます。

喉や直腸から梅毒に感染することが考えられるのです。

コンドームは避妊のためだけではなく、梅毒を含む性病予防にも効果的であるため、必ず使用しましょう。

参考:がん・感染症センター都立駒込病院|【STOP梅毒】症状がなくても「梅毒」・・・の真実

パートナーは1人に限定する

性行為を伴うパートナーは不特定多数を避け、1人に限定することで梅毒感染のリスクが低くなります。

2021年から梅毒は大流行しており、患者数は急増しています。

梅毒はキスだけでなく、オーラルセックスでも感染する可能性があるため、不特定多数と性交渉の関係を結ぶと、梅毒が流行中のいま、非常に感染リスクが高いと考えておくべきです。

参考:あおぞらクリニック|大流行中の梅毒
参考:天神マイケアクリニク|梅毒の検査・治療

梅毒治療が受けられる場所
何科を受診すればいい?

梅毒は、性感染症内科や病院・クリニックで治療できます。病院・クリニックは様々な病気を治療している一方、性感染症内科は性病専門のクリニックです。

専門分野として梅毒に特化したクリニックで治療したいなら、検査結果も早くわかるので、性感染症内科がおすすめですよ。

梅毒はオンラインでも治療できる

近年、梅毒の検査や治療はオンライン診療ができるようになり、場所や時間にとらわれることなく医師の診察を受けられます。

対面診療のクリニックでもオンライン診療をおこなっている場合があり、自宅で簡単に検査や治療薬を受け取れると評判です。

梅毒の症状が出たり感染が気になっていたりしても、病院へ行く時間がないなら、まずはオンラインで検査をしてみましょう。

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梅毒の治療費用の相場

梅毒の治療は、医療機関によって費用が異なります。

検査目的で医療機関を受診すると、自由診療となりクリニックごとに料金を決められるため、10,000円から20,000円が治療費の相場です。

梅毒の治療は最優先でおこなわなければなりませんが、自由診療は全額自己負担のため、受診するまえに確認することが大切です。

保険適用できる?

なんらかの症状が出ていて検査により梅毒感染が認められれば、健康保険を使って梅毒の治療を受けることができます。

健康保険を適用した梅毒の検査は、初診料も合わせて5,000円ほど、梅毒の陽性反応により治療を開始することになれば、1,000円から3,000円が相場となっています。

健康保険を適用すると、受診した病院名が診療明細に残り、医療費のお知らせによって家族に梅毒の治療を知られてしまう可能性があるので注意しておきましょう。

参考:クリニックフォア|性病の治療法とは?病気ごとの治療内容・期間・費用を詳しく解説!

梅毒の治療の流れ

STEP.1
受診する病院を決める
クリニックによって対面とオンライン診療など受診方法が変わります。梅毒の検査で治療が必要となった場合を見据え、継続して治療ができるクリニックを選ぶことをおすすめします。検査や治療費、診療時間も事前に確認しておくと良いですよ。
STEP.2
予約をする
クリニックによっては事前に受診予約が必要となる場合があります。オンライン診療ならWEBやLINEなどから、いつでも予約を受けつけている場合があるので、受診できる日時を決めて予約を入れましょう。
STEP.3
受診当日
まずは梅毒の感染を確定するための血液検査が必要です。病院によっては検査結果まで日にちがかかることがあり、その場合は後日改めて結果を聞きにいきましょう。 医師の問診では、過去の既往歴や梅毒感染の有無なども確認されるため、正確に伝えることが大切です。
STEP.4
治療開始
当日検査結果が出る場合も含め、検査で梅毒感染が確認されれば治療開始となります。症状やステージによって、内服治療か筋肉注射治療が決まります。 抗菌薬としてペニシリン系抗菌薬がありますが、アレルギーなどがある場合は事前に医師へ伝えておくことが大切です。治療は2週間から12週間が目安となります。
STEP.5
治療後の定期検査
梅毒は治療が終わっても再発を予防しながら、1年ほどは定期的な検査で血液検査をおこなわなければなりません。医師から完治と言われるまでは梅毒の治療が終わっていないため、完治するまでしっかり治療と検査を継続しましょう。 

梅毒についてよくある質問

症状が消えたけど治ったということ?

梅毒の症状が一度でも現れると、症状は消失しても完治したわけではありません

梅毒の第1期や第2期に出現するしこりや潰瘍、バラ疹などの症状は治療をしなくても、自然に症状が消えていきます。

しかし抗菌薬を用いて治療しない限り、症状は悪化していきます。

参考:新宿駅前クリニック|梅毒

完治後でも感染する可能性はある?

梅毒に感染しても抗体ができないため、感染機会があれば感染する可能性があります。

パートナーが同時に梅毒の治療をおこなわずに性交渉をすると、せっかく完治したのに再感染の可能性が高くなります。

梅毒が完治したら、再感染しないように予防することが大切です。

コンドームを使えば絶対感染しない?

オーラルセックスにより喉に感染することもあり、コンドームによる感染確率は0%ではありません。

また、コンドームの適切な使用方法を守っていなければ感染する可能性があります。

しかし、コンドームを使わない性行為では感染確率が30%にのぼることもあるため、感染予防にはコンドームが必要です。

参考:札幌中央クリニック・帯広中央クリニック|性感染症について

治療後いつから性行為をしていい?

梅毒の治療をしてから4週間程度で性行為が可能となります。

梅毒は、きちんと治療を受ければ4週間ほどで感染力が弱まるのです。

しかし、パートナーも梅毒に感染している可能性があるため、同じ時期に梅毒検査をおこない、一緒に治療を始めて梅毒の検査で陰性になってから性交渉するようにしましょう。

参考:プライベードケアクリニック東京|性病の治療や薬について

完治後うつす可能性はある?

抗菌薬による梅毒の治療を受けて完治と診断されていれば、性交渉をおこなってもパートナーに感染させてしまうことはありません

しかし、自分の判断で完治と決めつけている場合や、治療をせず症状がなくなった場合は、どちらも完治しているわけではないため、パートナーも梅毒に感染してしまいます。

医師から完治の診断がもらえない間は完治していないと考え、性生活は控えておくほうが良いでしょう。

【まとめ】梅毒かもと思ったら
早めの検査・治療を!

梅毒は性交渉やオーラルセックスなどでも感染するリスクがあり、ペニシリン抗菌薬を用いた適切な治療を受けなければ完治することはありません。

一度感染しても、梅毒には何度でも感染し、放置すると死亡リスクもある怖い病気です。

梅毒は、オンライン診療で検査や治療が受けられるので、症状や感染が気になる場合は早めに受診することをおすすめします。

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