不眠症外来|睡眠障害になる原因や解決策・寝る前のNG行動を解説

仕事のストレスや生活する上での生きづらさなどで、不眠症になる方は少なくありません。実際に成人の約40%は不眠症と言われており、3人に1人が睡眠に関する悩みを抱えています。

不眠症をそのままにしておくと、身体的・精神的にも不調をきたすため、早めの対策が必要です。治療法として、睡眠薬を導入することをおすすめします。

当院の料金表

当院では日本国内正規品の医薬品「デエビゴ(レンボレキサント)」を取り扱っています。

内容 費用(税込価格)
1ヶ月プラン デエビゴ5mg30錠
7,480円
3ヶ月プラン デエビゴ5mg90錠
10%オフ20,196円
6ヶ月プラン デエビゴ5mg180錠
15%オフ38,148円
初診料・再診料 無料
システム手数料 1,650円
送料 550円

デエビゴは、不眠症治療の新しい睡眠薬です。オレキシンという神経ペプチドの働きを抑制することで、自然な眠りを促します。入眠困難や中途覚醒といった不眠症に対して効果的です。

不眠症外来とは?

不眠症外来とは?

不眠症外来は、睡眠に関するさまざまな問題を抱える方のための専門的な診療を行う医療機関です。

十分な睡眠が取れないことで、日中に急な眠気に襲われる可能性があります。不眠症になると集中力が低下し、イライラするなどストレスが蓄積しやすくなるので注意が必要です。

さらに深刻なケースでは、大きな事故やケガにつながる危険性もあり、結果としてQOL(生活の質)の低下を招く恐れがあります。

ただし自己判断で市販の睡眠薬を常備して服用することは、症状を悪化させる可能性があるためおすすめしません。当院では無料で診察を行なっているので、睡眠に関して悩みのある方は一度お問い合わせください。

当院のオンライン診療による快眠までの流れ

当院のオンライン診療による快眠までの流れ

当院では仕事で通院が難しい方や休みが病院と合わない方のために、オンライン診療を実施しています。お気軽に利用できますので、ぜひ無料相談から始めてみてください。

LINE登録・予約受付

当院のWebサイトからLINE登録をしていただき、予約を行います。次に問診票のページになるので、必要事項にタップしましょう。医師への質問などがあれば詳しくお知らせください。

医師の診察時間は9:30〜18:30の間となっています。365日対応しており、土日や祝日の診察でも構いません。

医師の診察

予約した日時に医師より連絡があり、診察開始です。医師は問診票の内容に沿って患者様に質問いたします。何かわからないことや聞いておきたいことがあればお気軽にご相談ください。

決済後自宅へ配送

お薬のプランが決定した後、決済の案内を送ります。お支払い方法はクレジットカードまたは後払いです。

決済が完了次第、事前に登録していただいたご住所へ発送いたします。中身はわからないように梱包していますので、安心してください。

受け取り次第、早速利用しましょう。お薬は寝る前の30分前くらいに服用します。

睡眠障害の種類は主に4つ

睡眠障害の種類は主に4つ

不眠症には主に4種類の睡眠障害が挙げられます。それぞれ眠りの症状によって判断されます。

入眠障害|寝つきが悪い

入眠障害とは、寝床に入ってから眠りにつくまでに時間がかかる状態のことを指します。一般的に、30分以上かかる場合に入眠障害と考えられます。

布団に入っても眠れず、考え事が止まらなかったり、体が落ち着かなかったりすることがあります。ストレスや不安、生活リズムの乱れ、カフェインの過剰摂取などが原因となることが多いです。

慢性化すると生活の質に大きな影響を与えるため、早めの対処や医師の診察が重要です。

<入眠障害チェック>

  • 寝床に入ってから30分以上眠りにつけない
  • 考え事が止まらず、頭が冴えてしまう
  • 体が落ち着かず、寝つきが悪い
  • 睡眠への不安や焦りが強くなり、かえって眠れなくなる

中途覚醒|睡眠時に何度も目が覚める

中途覚醒とは、睡眠中に目が覚めてしまう症状のことです。眠りが浅く感じられ、ぐっすり寝た実感が得られず、昼間の眠気につながることがあります。

主な原因はストレスですが、睡眠リズムの乱れ、多様なライフスタイルの影響も考えられます。中途覚醒が続くと睡眠の質が低下し、日中の活動にも支障をきたすことがあるため注意しなくてはなりません。

<中途覚醒チェック>

  • 夜中に一度または複数回目が覚めてしまう
  • 目覚めた後、再び眠りにつくのに時間がかかる
  • 眠りが浅く、ぐっすり眠った感覚が得られない
  • 日中の眠気や疲労感が強い

早朝覚醒|予定より早く起きて二度寝できない

早朝覚醒は、希望する起床時刻よりも早く目覚めてしまい、その後再び眠れない睡眠障害の一種です。一般的に予定の起床時刻の2時間以上前に目覚めてしまう状態を指します。

十分な睡眠時間が確保できないため、日中の眠気や疲労感、集中力の低下などを引き起こすことがあります。

ストレスや不安、うつ病などの精神的要因、あるいは生活環境の変化が原因となることがあり、特に高齢者に多いのが特徴です。

<早朝覚醒チェック>

  • 年齢を重ねるにつれて早く起きてしまう
  • 一度目覚めると、再度眠ることが難しい
  • 起床後に強い眠気や疲労感を感じる
  • 日中の活動に支障をきたすほど睡眠不足を感じる

熟睡障害|しっかり寝ても寝足りない

熟眠障害は、十分な睡眠時間を確保しても熟睡感が得られず、眠りが浅い状態が続く症状です。睡眠の量は十分でも質が悪いため疲労が解消されず、体調が悪化することがあります。

注意しなくてはならないのが、睡眠時無呼吸症候群や周期性四肢運動障害などの疾患が潜んでいる可能性があることです。熟眠障害は不眠症だけでなく過眠症でも見られることがあります。

<熟睡障害チェック>

  • 十分な睡眠時間をとっても熟睡感が得られない
  • 朝起きたときに疲労感が残り、すっきりしない
  • 日中の眠気や倦怠感が強く、集中力が低下する
  • 睡眠中に頻繁に寝返りを打つ

不眠になる原因は主に6つ

不眠になる原因は主に6つ

不眠になる原因は一つではありません。睡眠障害の種類によっても行くべき病院が異なるので、参考にしてください。

原因①睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に繰り返し呼吸が停止したり浅くなったりする病気で、身体が低酸素状態に陥ってしまうことです。この症候群には以下のような特徴が挙げられます。

  • 周囲の人からいびきを指摘される
  • 息苦しさで目覚める
  • 起床時の頭痛や体のだるさ
  • 日中の強い眠気を感じる

これらの症状が現れることで睡眠の質が著しく低下し、日常生活に大きな影響を及ぼします。症状が続く場合は、専門医による診断と適切な治療が重要です。

原因②レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)

レストレスレッグス症候群は、夜間に足を中心とした異常な感覚が現れる睡眠障害です。

  • 寝ていると足に「むずむず」した感覚がある
  • じっとしていることが耐えられないほどの不快感がある

治療法としては、一般的な睡眠薬だけでなく、パーキンソン病の治療に用いられる薬剤を使用することが多いです。レストレスレッグス症候群は症状の改善が期待できるため、一度当院までお問い合わせください。

原因③ナルコレプシー

ナルコレプシーは、本人の意思とは関係なく日中に強い眠気が繰り返し現れる睡眠障害です。

  • 昼間に強い眠気が急に襲ってくる
  • 筋肉が低下して脱力感がある

さらに、ナルコレプシーには睡眠麻痺、悪夢、入眠時や覚醒時の幻覚などの症状も伴うことがあります。発症率は米国、欧州、日本では約2000人に1人程度存在すると言われており、性別による差はありません。

治療には、覚醒した状態の維持や他の症状のコントロールを目的とした薬物療法が用いられることがあります。

原因④ストレス・うつ症状

不眠症は心理的・生理的要素が複雑に絡み合っています。ストレスによって身体が緊張し、リラックスして眠りにつけなくなる状態です。

ストレスやうつ症状に伴う不安や心配事が頭から離れず、寝床に入っても思考が活発になり、入眠を妨げます。

また、体内のホルモンバランスを乱すのもこの症状の特徴です。うつ症状では睡眠パターンの変化が見られ、早朝覚醒や中途覚醒が頻繁に起こります。これらの要因が重なり、慢性的な不眠状態に陥りやすくなるのです。

原因⑤カフェイン・ニコチンの過剰摂取

カフェインとニコチンには覚醒作用があり、睡眠の質を低下させます。これらの物質は中枢神経系を刺激し、リラックスして眠りにつけなくなるため、不眠症を疑う方は避けてください。

一方、アルコールは一見すると睡眠を促進するように感じられますが、アルコールの代謝物であるアセトアルデヒドには覚醒作用があります。

そのため、飲酒後は寝つきがよくても、実際には良質な睡眠が得られていないことがあります。さらに、アルコールには利尿作用があり、夜中に頻繁に起きてしまうため睡眠不足を感じるでしょう。

原因⑥生活習慣の乱れ

仕事による昼夜逆転の生活や習慣になっている夜更かしは、人間の体内時計に大きな影響を与え、不眠症を引き起こす要因となります。

本来であれば、体内リズムは太陽光や日常の活動パターンによって調整されます。しかしこのリズムが乱れると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌するタイミングが狂い、眠る時間に眠たくならないのです。

規則正しい生活習慣を意識することは、健康的な睡眠パターンを維持する上で非常に大切です。毎日同じ時間に起床し、就寝時間も一定にすることで、体内時計を安定させられます。

日中は十分な光を浴び、夜は暗い環境を作ることで、自然な睡眠〜覚醒リズムを得られるでしょう。

不眠症を治すにはどこを受診すればいい?症状別に紹介

不眠症を治すにはどこを受診すればいい?症状別に紹介

「自分が不眠症ではないか」と思ったとき、病院や専門クリニックなどの医療機関で受診することを考える方も多いでしょう。しかし、いろいろな科目に分かれているため、わかりにくいかもしれません。

内科|病気や体の不調で不眠

不眠症の原因が胸の息苦しさや頻尿などの身体的な症状がある場合は、内科の受診がおすすめです。かかりつけ医がいる方はそちらに相談するのも良いでしょう。

身体的要因による不眠症では、原因となる疾患の治療が優先されます。また、薬の副作用で不眠症状が現れることもあるため、内科医やかかりつけ医に相談し、薬剤の調整を行うことが重要です。

心療内科|ストレスや不安など精神面での不眠

不眠症の原因がストレスやうつ病など精神的要因と考えられる場合は、心療内科または精神科の受診がおすすめです。

不安なことがあり眠りが浅い、身体的な問題がないのに夜間に目覚めるなどの症状があるときは、精神的な要因が疑われます。

心療内科や精神科での治療では、定期的なカウンセリングや薬の処方が必要となるため、通院のしやすさが重要なポイントになります。

当院では通院が難しい方のために、オンライン診療を実施しているため、ぜひお気軽にご相談ください。

睡眠外来|もっと詳細に原因や治療をしたいとき

不眠症を早く解消したい方や、不眠の原因がわからない方には睡眠外来がおすすめです。ただし、紹介状が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。

睡眠外来は不眠症専門の診療科で、専門医が患者様の症状に合わせた治療を行います。なお、2024年7月1日現在時点で、日本睡眠学会が指定する専門医療機関が全国に114機関あります。

専門施設では、不眠症に関する豊富な知識と経験を持つ医師が、適切な診断と治療を行います。睡眠の問題で悩む方は、これらの専門機関の受診を検討すると良いでしょう。

不眠症に関するよくある質問

不眠症に関するよくある質問

不眠症は、普段寝つく時間より2時間以上かかりますが、その他にも不眠症に関してわからない方のために、多くの患者様が疑問に思っていることをご紹介します。

不眠症はどれくらい寝れない?

1ヶ月に数回、週に1日など、たまに眠れなくなるという方は不眠症ではありません。しかし、不眠が1ヶ月以上にわたって続くようであれば不眠症と判断して良いでしょう。

特に注意が必要なのは不眠が週3日以上、そして3ヶ月以上続くときです。このような状況では、慢性不眠症の可能性が高くなります。悪化しないためにも薬物療法が必要です。

慢性不眠症は、単独で発症することもありますが、精神疾患や身体疾患も生じることがあるため医療機関へ早期に受診しましょう。

不眠症が続くとどうなる?

不眠が続くと夜間の睡眠時間だけでなく、日中の生活にも支障をきたします。具体的には、全身の倦怠感や日常の活動に対する意欲の低下が見られます。

また、仕事や学業における集中力の著しい低下も一般的な症状です。さらに、気分の落ち込みや抑うつ状態に陥ることもあります。なお身体面では、頭が重く感じられたり、めまいが起こったりすることがあります。

横になるだけで不眠症は解消されますか?

一部のサイトで「横になるだけで体が休まる」という噂が一時広まりましたが、実は誤った情報です。単に横たわっているだけでは睡眠不足を解決できません。

むしろ眠れないことへの不安や焦りが逆効果となり、交感神経を刺激して覚醒状態を引き起こします。これが不眠恐怖症につながり、さらに眠れないといった悪循環を生み出します。

さらに深刻な状態になると、寝室に入るだけで緊張や不安を感じる「寝室恐怖症」に発展することもあるので注意してください。眠くなっていないのに無理に眠ろうとすることは避けましょう。

眠れないまま朝になりました。どうすればいい?

眠れないまま朝を迎え、仕事の時間なのでそのまま出勤する方も少なくありません。しかし、眠っていない状態だと仕事のパフォーマンスは必ず下がります。

普段ではミスしない場所でミスをしてしまったり、体調が悪くなってしまったりすることも考えられます。できれば仕事を休み、家でゆっくりするのが理想ですが、そうも言っていられない方も多いでしょう。

どうしても仕事に行かなくてはならないときは、カフェインを飲んだり朝日を浴びたり、軽い仮眠をとったりしてしのぐ方法があります。

寝れない時のNG行動は?

眠れないときに行ってはならないのは、スマートフォンやパソコンを操作することです。これらのデバイスから発せられるブルーライトは体内時計を狂わせ、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制します。

結果として、さらに目が冴えてしまい眠れなくなるのです。

もう一つの問題行動は、「寝なきゃ」と考えすぎてしまうことです。睡眠に対する過度な意識や焦りは、かえって心理的なストレスを生み出し、リラックスした状態になることを妨げます。

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